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挑む!昭和の人たち
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卒業生

一番は患者さんのために、必要なことを取り組んでいきます

薬学部薬学科卒業 三宅 伶奈さん
東京都立多摩総合医療センター 薬剤科 主事
東京都災害派遣精神医療チーム(東京DPAT)隊員
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薬剤師の役割をこなすための知識と経験を深めています

現在は、東京都立多摩総合医療センターで病院薬剤師として従事しています。主にはセントラル業務である内服薬や注射の調剤や抗がん薬の調製、またDIと呼ばれる医薬品に関するさまざまな情報の収集や院内への情報提供などを行っています。
今の職場を選んだきっかけは、薬学部で6年間学んでみて興味のある分野がたくさんあり、目標を絞りきれなかったためです。ただ、何かをやりたいと思った時に環境が整わないからできない、という思いをしたくなかったため、まずは幅広く知識を拡げられ業務も修得できそうな総合病院での仕事を選びました。薬剤師の国家試験勉強と公務員試験対策という二足のわらじは大変でしたが自分なりに頑張って叶えることができました。

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病院薬剤師にはTDMと呼ばれる、患者さんの血中濃度や検査値など、治療効果や副作用に関する要因をモニタリングしながら状態に合わせて個別に投与設計をおこなう業務があります。私の病院では抗菌薬であるバンコマイシンのTDMが月に80~120件ほど、と国内ではかなり多い件数を上げており、これを通して深い知識と自信を得ることができました。このような薬物動態についてドクターの方々はあまり知識を持たないところでもあるので、そこをしっかり網羅して適正に提案・助言できるのが薬剤師の役目と思っています。実際に医師がオーダーした薬の量について助言を求められたり、看護師さんから患者さんへの投薬の仕方について相談されたりすることも日常的にあり、少なからず患者さんに対して貢献できる喜びを感じることができています。

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当たり前のことを当たり前にできる環境に応えていきたい

2018年の夏、病棟薬剤管理指導業務といって全病棟に薬剤師を配置する取り組みが始まりました。それまで他の業務に追われて一部の病棟にしかいくことができていなかったのが、所定の病棟に配置されるようになったことで以前より時間をかけて患者さんの治療やケアに携われるようになったことをうれしく感じています。ただこれはすでに昭和大学では日本で先駆けて進めていたことであり、大学での学びや研修先である昭和大学附属病院で経験していることでしたので、学生時代に当たり前だと思っていたことがようやく追いついてきたという思いもあります。そのため始まったときになんの抵抗感もなく取り組むこともできましたし、なによりも患者さんのために良いと思うことは率先してやるべきだとも思っています。
これだけではなく、卒業してみて改めて昭和大学で学んでよかったと思うことがたくさんあります。チーム医療教育で得た多職種の方とのかかわり方もそうですし、同じ医療人としてつながる同窓生の輪も私にとって深く大切なものになりました。
今後は自信の持てる専門分野をもっと増やしていくこと。そのために一見、直接関わりがなさそうでも、できる経験は臆さずにすることを自分の目標として、毎日を過ごしていきたいと考えています。

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昭和大学を目指す皆さんへ
メッセージ
何事も始める前は不安がつきものだと思います。6年間の経験は、卒業してからその魅力に気が付くこともまだまだあり、一度自分でした経験は消えるものではありません。やりたいことをやれる、経験したいことを経験できる、向上心をもった友人たちに囲まれた生活は一生ものになることと思います。
私の「至誠一貫」
医療現場では正解がその時々で変わると思います。一生懸命取り組んだことが良い結果とならない場合もありますし、自身の力だけではどうしようもないこともあります。自分の行ったことが正しかったのか、何かもっとできることはなかったのか、と悩むこともあります。しかし、ある一定の軸を持って仕事に当たらなければこちらもどこかでつぶれてしまうと思うので、自分は誠意を持って取り組むことができていたか、自分なりの真心を尽くせたかどうかを大切にしています。
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