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挑む!昭和の人たち
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卒業生

研究・臨床・教育のすべての繋がりを大切に医療の道を進む

保健医療学部理学療法学科卒業 吉川 輝さん
昭和大学 医学部 生理学講座 生体調節機能学部門 助教
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臨床をスタートに研究・教育への扉を開く

現在は、大学教員として自身の研究を進める傍らで、医学部、保健医療学部の授業、学部連携PBLのファシリテーター、看護専門学校の授業担当として従事、さらに非常勤で臨床にも携わっています。
最初に就職した病院で、重症心身障害児者に対するリハビリテーションに従事していましたが、小児の中枢神経疾患を経験すると、このような大規模な脳損傷を高齢者で発症した場合、運動機能がこれほどまでに回復するとは考えられず、小児期の脳の損傷からの回復能力の高さに非常に驚いたことがありました。この臨床経験をきっかけに、小児の中枢神経疾患はもちろん、脳卒中などの中枢神経疾患で運動をはじめとするさまざまな機能障害の後遺症で苦しんでいる人々を救いたいと強く感じるようになり大学院に進学しました。このような臨床での経験で今に至っています。

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臨床-研究-教育は全て繋がりを持っており、常にその繋がりを考えながらそれぞれの仕事に携わることができる大学職員は大変魅力的だと日々感じています。これらの仕事の原点にあたるのが臨床現場で後遺症に苦しんでいる人々です。その人々を常に意識してこの3つの繋がりを念頭に入れてそれぞれの仕事に取り組むようにしています。具体的にそれぞれの仕事ですが、臨床では、現在までのリハビリテーションの知見をもとに私ができることを最大限のリハビリテーションを提供できるよう努力していると同時に、病院の患者さんやさまざまな疾患の後遺症で苦しんでいる人々が困っていること、臨床現場で難渋している疾患等、研究で解決していくべき課題は何かと考えながら臨床に取り組んでもいます。研究では、これらの臨床の経験をもとに将来の医療を創りたく研究成果を世の中に発信し研究を発展させていく努力をしています。そして教育では、将来の医療を担う学生たちが患者さんや後遺症で苦しむ人々に高いレベルでの医療貢献をしてほしいとの思いを込めて、私の臨床-研究での経験を踏まえ、臨床を意識した教育活動を行うよう努力をしています。

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Made in Showaから優秀な医療人を世の中に輩出したい

このような臨床-研究-教育の業務を行なっていくうえでの難しさは、自分の思いや考えを相手に適切に伝えることです。
例えば臨床では、リハビリテーションを受ける方を評価した上で目標を設定しリハビリテーションを実施していきます。しかし、時にその方は気持ちの焦りや運動機能など後遺症の現状を十分に受け入れられず、目標設定がスムーズに合致しづらいことがあります。そこでその方やそのご家族と十分に話し合いながらリハビリテーションの目標設定、そしてそれを達成するためのプログラムを作っていく作業では時に困難が生じる場面があります。
また教育の場面では、100人ほどの学生たちに講義で医学知識を伝える時、その知識が臨床でどのようなプロセスを考える上で重要であるかを的確に伝えるのはとても大変です。いろいろな状態にある学生のことを考えつつ、講義の展開が飛躍しないよう、関連の既習範囲の知識も取り入れながら、重要となるポイントを伝えるようにしています。
将来の医療を担う後輩の育成は私の大きな使命です。Made in Showaからリハビリテーションの新たな知見を世の中にどんどん排出したいと考えています。また、昭和大学を卒業する後輩が「昭和大学出身=優秀」となるべく、教育活動に日々精進を重ねていきたいです。

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昭和大学を目指す皆さんへ
メッセージ
昭和大学は至誠一貫の体現するため、学生教育には常に臨床に即したカリキュラムを組んでくれています。なので、座学であっても臨床で活躍する先生方の臨場感あふれる生の声が聞こえるので、授業は常に楽しいです。附属病院も多く有しているため、学部教育と臨床教育の連携が非常によく常に臨床を感じることができます。さらに、学生たちは一年次の富士吉田キャンパスでの寮生活を経験するため、学部内だけではなく学部間の連携も非常に強固なものになります。なので、医療で働く一生の仲間たちを決して他大学では得られないほど作ることができます。
私の「至誠一貫」
患者さんや後遺症で苦しんでいる人々の役に立ちたいとの思いで、理学療法士を目指し現在もブレることはなく行動に移すように日々努力しています。今は、直接そのような方々にリハビリテーションを提供する臨床の時間はかなり限られていますが、その分、教育活動と研究活動に集中して取り組んでいます。また、間接的ではありますが、将来の患者さんや後遺症で苦しんでいる人々にまごころを持って高いレベルの医療を提供することができる後輩の育成活動(教育)を通じて昭和大学の理念「至誠一貫」の体現に努めています。
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