挑む!昭和の人たち
卒業生
冷静に、真剣に、患者さんの役に立てる仕事を継続する
医学部医学科卒業 髙木 博さん
昭和大学藤が丘病院 整形外科 准教授
昭和大学藤が丘病院 整形外科 准教授
サッカー漬けの毎日が今日の私へ
整形外科医師として専門は膝関節とスポーツで、藤が丘病院と藤が丘リハビリテーション病院にて、膝関節外来とスポーツ整形外来を担っています。年間で約330件程度の手術を施行。また、臨床研究を行い学術集会にて成果を発表し、医局の後輩に対して学問と臨床の指導、学生実習の教育など忙しい毎日を送っています。
父親が整形外科医ということもあり、医師として同じ道へ進みましたが、それと同じくらいサッカーが好きでサッカー漬けの毎日を送っていました。学生時代で覚えている授業は部活動と答えてしまうくらいですが、それが効してスポーツ整形外科医として、サッカー選手のケガで特に多い膝関節の臨床や研究にも医局のトップとして携われていますし、サッカー日本代表のチームドクターとしてオリンピックにも帯同する仕事も経験しました。
しかしこれは、ただ単にサッカーをやってきたからということではなく物事を継続しておこなう訓練をしたこと、また常に冷静に、真剣に患者さんと向き合ったことによる結果だと思っています。
父親が整形外科医ということもあり、医師として同じ道へ進みましたが、それと同じくらいサッカーが好きでサッカー漬けの毎日を送っていました。学生時代で覚えている授業は部活動と答えてしまうくらいですが、それが効してスポーツ整形外科医として、サッカー選手のケガで特に多い膝関節の臨床や研究にも医局のトップとして携われていますし、サッカー日本代表のチームドクターとしてオリンピックにも帯同する仕事も経験しました。
しかしこれは、ただ単にサッカーをやってきたからということではなく物事を継続しておこなう訓練をしたこと、また常に冷静に、真剣に患者さんと向き合ったことによる結果だと思っています。
スポーツドクターへの道
日本代表のチームドクターをしてから、スポーツ業界志望の方へアドバイスをすることがあります。基本的には2つ。1つ目はまずは医者としてきちんと仕事ができるようにならないと相手からは求められません。整形外科医として、医師としての判断と治療が的確に出来る事が最低条件。
2つ目は自分からチャンスを取りに行くこと。最初から日本代表のドクターなんてもちろんできるわけじゃないので、地域の市や県のチームから関わりを持つことを大事にし、スポーツドクターが集まるセミナーでコミュニケーションをとるなど積極的な活動が必要です。
2つ目は自分からチャンスを取りに行くこと。最初から日本代表のドクターなんてもちろんできるわけじゃないので、地域の市や県のチームから関わりを持つことを大事にし、スポーツドクターが集まるセミナーでコミュニケーションをとるなど積極的な活動が必要です。
自分自身としては、手術方法の改善なども含めて、患者さんに有効な治療方法を確立すること。また臨床研究により、現在の治療の評価と今後の改善を一歩一歩繰り返し、進歩させていくことが当面の目標です。あとは、後輩医師の指導により、一人でも多くの良い医師が育ってくれること。
2020年の東京オリンピックでは神奈川でおこなわれるサッカーの試合をスポーツ医事としてサポートできることを楽しみにしています。
2020年の東京オリンピックでは神奈川でおこなわれるサッカーの試合をスポーツ医事としてサポートできることを楽しみにしています。