挑む!昭和の人たち
挑む!昭和の人たち
学生

学んだことや経験したことすべてを歯科医師となる自分の糧としたいです

歯学部歯学科 宮下 佳歩さん(取材時5年生)
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患者さん一人ひとりと向き合い、症状以外も知ることが必要です

臨床実習では昭和大学の全附属病院や、老人保健施設などを回っています。これまでずっと授業やテスト勉強で覚えてきたことが、臨床実習の現場に立つことでリアルなイメージがつき、初めてきちんと理解することができました。
そして患者さんと接することがどんなに大切なことかもわかってくるようになりました。例えば同じような症状の患者さんでも高齢者の方や全身疾患のある方などでは治療の進め方や使う薬剤にも違いが出てきます。また患者さんの生活環境や社会的背景なども把握をしていくことで治療の幅がわかってきます。
実習により、知識や技術面での成長だけでなく患者さん一人ひとりときちんと向き合い、その患者さんに適した治療を考えられるようになったことが、私にとってはとても大きなことでした。
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患者さんに信頼される歯科医師になるため、必要なことをしていきたいです

昭和大学では先生たちがとても熱心に勉強を教えてくれますし、みんなで一緒に食事に行ってさまざまなことを話したり、とても距離が近く楽しい学生生活が送れています。実習でも私達に任せられるところは積極的に関わらせてくれるので、自然と身につくことも多くあります。
今はまだ歯科医師としてどのような道に進みたいか明確には決めていません。ただ決めているのは、患者さんのお話や考えにしっかり耳を傾け、一人ひとりに合った治療を行い、信頼される歯科医師になりたいということです。
高い技術力や知識のある歯科医師になるために国家試験に受かってからも日々勉強を続けていき、超高齢化社会となる中で8020(ハチマルニイマル)運動や歯周病の予防など行える事を積極的に行なっていきたいです。
そしてその上で、学んだことを生かして基礎疾患を抱えた患者さんにどのように歯科分野でどのようなことが出来るかを考え、チームで話し合っていけるような医療を目指します。
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昭和大学を目指す皆さんへ
メッセージ
1年次の寮生活で出来た他学部の友達とは5年生となった今も仲がよく、かけがえのない友達が出来たと思っています。寮生活では様々なイベントもあり、家に帰っても友達がいる、という特別な環境で毎日が楽しく新鮮でした。また歯学部は上下の繋がりもあり先生方に食事に連れていっていただいたりととても仲が良いです。昭和大学なら縦のつながりも横のつながりもたくさん作れると思います。受験勉強大変だと思いますが、頑張ってください。
私の「至誠一貫」
至誠一貫という言葉と意味は、将来のなりたい医療人としてのイメージ像に近い考え方ですんなりと入ってきています。患者さんの立場に立ち一人ひとりに合った治療を行い患者さんから信頼される歯科医師になりたいです。自分のやりたい事に対しても、責任をもって最後までやり通したいと思っています。